診療実績・患者利用状況・手術件数

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  • 受付時間8:30~12:0013:00~17:00
  • 診療時間9:00~12:3013:30~17:15
    ※各診療科ごとに診療時間が異なる場合がございます。
  • 休診日土日祝祭日、年末・年始(12月29日~1月3日)
  • 面会時間7:00~20:00076-243-1191
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病院のご案内Hospital Information

診療実績・患者利用状況・手術件数

※グラフをクリックすると、大きい画像が表示されます。

北陸病院統計

  • 2019年度外来患者数
  • 初診グラフ
    外来総数グラフ

    2019年度の外来総数は81,464件、うち、初診は5,890件でした。
    内科は慢性疾患のほか、風邪やインフルエンザなど、感染症の短期治療も行うため、初診患者数が多くなっています。今年度より通信情報機器を使用したオンライン診療も導入し、毎月来院することが困難な方の診療をサポートしています。(※オンライン診療も定期的な通院は必要です)
    整形外科はリハビリなどの通院が複数回必要となるため、総数では内科と同等の患者数となっています。
    血浄は血液浄化センターの略で、人工透析などを行っています。人工透析は定期的に行う必要があり、旅行時は滞在先での人工透析が必要となるため、随時受け入れを行っています。
    健診は市町村が行っている検診や、就職時などの一般的な健康診断を指します。毎年1,000名を超える患者さんが受診されています。
    今年は新型コロナウイルスの流行により、3月から電話再診による処方および発熱外来の設置など、感染症対策を行っています。

  • 2019年度退院統計
  • 年齢階層別退院患者数
    退院統計グラフ(男女)
    退院統計グラフ(男性)
    退院統計グラフ(女性)

    2019年度退院患者を年齢別男女別、合計であらわしました。男女ともに日本人の平均寿命(男性81.41歳、女性87.45歳、2020年度厚生労働省発表)を超えると減少傾向になっています。
    以前は50歳を超えたころから患者数が急激に増加していましたが、ここ3年は増加傾向に変わりはないものの、比較的緩やかな傾向であるといえます。男女差では、79歳までは男性のほうが多いものの、80歳からは逆転し、90歳以上では女性は男性のおよそ2倍となります。
    若年層での退院患者は主に整形外科の患者さんです。

  • 年度別件数、平均在院日数〈2015年度~2019年度〉
  • 年度別件数・平均在院日数

    過去5年間の退院患者数と平均在院日数です。
    2019年度は常勤の泌尿器科医が不在のため、外来のみの診療となり、入院が必要な治療は行っておりません。資料は参考としてご確認ください。なお、今年度より泌尿器科常勤医による入院治療を再開しております。
    退院患者数は2017年度でから大きな変動はありません。男性1,383件(54.0%)、女性1,072件(46.0%)で、日本の男女比(男性48.7%、女性51.3%)と逆になります。
    内科、外科、整形外科と全ての診療科で女性の平均在院日数が男性より約4日長期傾向となりました。外科は過去4年を通して男女差がなく、性別による治療方針の差がないことがうかがえましたが、2019年度は女性が長期傾向となっています。
    入院が長期化する理由は病状や退院先の都合など様々ですが、安心して退院できるよう、地域包括ケア病棟の活用や、院内、院外の医療職による退院調整を行っています。

    年度別件数・平均在院日数_内科
    年度別件数・平均在院日数_外科
    年度別件数・平均在院日数_整形
    年度別件数・平均在院日数_泌尿器
    退院日数グラフ(男女)
    退院日数グラフ(男性)
    退院日数グラフ(女性)
  • 退院患者治療実績〈手術_2017年度~2019年度〉
  • 退院患者治療実績_内科
    退院患者治療実績_外科
    退院患者治療実績_整形外科
    退院患者治療実績_泌尿器科

    2017年度から2019年度の退院患者の手術件数です。
    内科は内視鏡やカテーテルを中心とした低侵襲(体にかける負担が少ないとされている)治療を行っています。胃や大腸のポリープ、早期癌の内視鏡を使用した切除をはじめ、冠動脈(心臓の血管)の血流が損なわれている場合、ステント(拡張することができる網目状の小さな金属製の筒)を主に手首の動脈から挿入する手術を行っています。
    外科は胸腔鏡や腹腔鏡などの体に大きな傷跡が残らないような手術を行っています。肺の手術では悪性腫瘍(がん)や気胸(肺に穴が開き空気が漏れている病気)といった治療を行っています。また、最近は胸水・腹水濾過濃縮再静注法という肝硬変やがんなどによって貯まった腹水(又は胸水)を濾過濃縮(ろかのうしゅく)して、アルブミンなどの有用なタンパク成分を回収する治療法も増えており、患者さんのQOL(生活の質)が低下しないような治療も行っています。
    整形外科は、肩や膝を中心に病状に応じた手術を行っており、上位には「肩」や「半月板」などの手術名が並んでいます。膝関節が変形した「変形性膝関節症」には人工膝関節の手術も行っていますが、関節温存の可能な「骨切り術」も積極的に行っています。

    ※2019年度は常勤の泌尿器科医が不在のため、外来のみの診療となり、入院が必要な治療は行っておりません。資料は参考としてご確認ください。また、今年度より泌尿器科常勤医による入院治療を再開しております。

  • 検査
  • 内視鏡
    上部内視鏡
    下部内視鏡
    KKR北陸病院北陸病院 胃、食道ESD症例推移
    胃、食道ESD症例推移
    胃、食道ESD症例数
    胃、食道ESD治療成績
    胃、食道ESD偶発数

    2019年度に当院で行った内視鏡検査数およ食道、胃の経年資料です。
    上部内視鏡は胃カメラで、主に口から挿入し検査を行いますが、当院では鼻から挿入する方法も採用しています。鼻から挿入する場合に使用するのは直径5mmほどの小さな内視鏡で、通常の約半分の太さです。喉の反射が強く「おえっ」となる方にはご好評をいただいています。自治体による検診が行われている5月から10月は件数が多くなっています。
    下部内視鏡には大腸全体を観察する全大腸内視鏡検査と、直腸とS状結腸のみを観察するS状結腸内視鏡検査があります。S状結腸内視鏡検査前に食事制限は不要で、浣腸を行うだけで検査ができます。S状結腸内視鏡検査には、日本人の大腸がんの中でも発生率の高いS状結腸癌や直腸癌の死亡率減少効果を示す十分な証拠があるとされてています。また、検査中に小さなポリープが見つかった場合、内視鏡的に切除することができます。全大腸内視鏡検査のうち、約15~20%で内視鏡的ポリープ切除術が行われています。
    ESDとは内視鏡粘膜下層剥離術の略で、がんなどの腫瘍を内視鏡的に切除する新しい治療法です。ガイドラインに沿って治療を行っており、その数は徐々に増加しています。手技も安定し合併症も少ない治療です。最近は胃以外の大腸でも行っており、2019年度は9件実績がありました。
    消化器内科医は病理医とともに週1回、ESDを行った全症例について詳細な評価検討を行っており、診断および内視鏡診断能力向上に役立てています。
    近隣の先生から精密検査や内視鏡治療目的の紹介も多くあります。

がん治療

  • がんstage分類〈2017年1月~2019年12月診断分〉
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    部位 該当なし 不明 総計
    食道 7 4 1 2 7 21
    45 6 5 6 1 9 72
    大腸 2 25 11 13 10 0 29 90
    肝、胆管 0 9 4 1 4 0 7 25
    6 2 6 10 3 27
    3 39 5 8 15 31 101
    乳房 1 12 13 1 1 7 35
    前立腺 19 5 1 5 4 34
    腎、腎盂、
    尿管、膀胱
    7 12 2 2 4 0 5 32
    その他 1 8 6 1 3 6 12 37
    総計 21 179 54 39 60 7 114 474
    がんstage分類
  • 年度別がん診断件数〈2017年1月~2019年12月診断分〉
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    部位 2017年 2018年 2019年 総計
    食道 2 7 12 21
    29 26 17 72
    大腸 22 30 38 90
    肝、胆管 12 8 5 25
    14 9 4 27
    29 41 31 101
    乳房 9 12 14 35
    前立腺 14 18 2 34
    腎、腎盂、
    尿管、膀胱
    11 11 10 32
    その他 12 13 12 37
    総計 154 175 145 474
  • がん来院理由〈2017年1月~2019年12月診断分〉
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    来院経路 2017年 2018年 2019年 総計
    がん検診
    ・健康診断
    ・人間ドック
    36 43 24 103
    他疾患経過
    観察中の
    偶然発見
    47 52 47 146
    その他
    (症状受診含む)
    52 60 45 157
    不明 19 20 29 68
    総計 154 175 145 474
    がん来院理由
    来院理由別stage分類

    2017年1月から2019年12月に当院で診断されたがんの状況です。2016年1月診断分よりがん登録が法制化され、当院以外で「がん」と診断された方も対象となったため、「不明」や他施設で初回治療を行った「該当なし」の件数が増加傾向となっています。
    消化器、肺、泌尿器系のがんが多く、進行度の低いstageⅠ以下が半分近くを占めていますが、大腸がんや膵臓がん、肺がんなどはstageⅢやⅣのように進行したがんも少なくありません。
    最も多いのは「肺癌」、次いで「大腸癌」、「胃癌」となります。どれも外科的治療が第一選択ですが、どちらかというと「胃癌」は内視鏡手術が主となる初期の患者さんが多い傾向にあります。
    大腸癌は健康診断で「便潜血(便に血が混じった状態)」と判断され、検査を行った時に発見される場合は、超早期であることもあり、stageⅠ以下となり、約25%を占めています。一方で、大腸癌、膵癌、肺癌はstegeⅣ(末期)の件数も多い傾向であると言えます。
    肺癌は早期であれば手術治療を行いますが、転移や再発例の場合は患者さんに最善の治療を考え、十分話し合った上で治療を行っています。また、緩和治療にも取り組んでいます。  
    がんの診断を受けた受診理由として、「その他(症状受診含む)」や「自施設で他疾患経過観察中(例:通院中に行った検査での発見、入院時の検査での発見)」が主流ですが、「がん検診・健康診断・人間ドック」も20%を超えています。どの受診理由もstageⅠが最も多くなっていますが、自主的に来院した場合は進行例が多い傾向となっていますので、日頃から意識し、気になった場合は早めの受診をお勧めします。

臨床評価指標(クオリティー・インディケーター)

  • 医療の質
  • 日本病院会のQIプロジェクトは、平成22年度に厚生労働省の補助事業として実施された「医療の質の評価・公表等推進事業」が前身となります。補助事業の終了後、日本病院会会員病院の医療の質を継続的に向上させるプロジェクト事業として位置付けられました。「自院の診療の質を知り、経時的に改善する」ことを目的とし、医療の質を測定、評価、公表するための指標の検討や病院の運営管理の手法に組み込むことを促す指標として院内の各部署やDPC(入院医療費制度)のデータを用いています。  
    北陸病院は平成27年度よりこの事業に参加しており、今回紹介する指標は入院中の褥瘡(床ずれ)発生率、尿道カテーテル使用率とそれに伴う尿路感染症、転倒・転落発生率、糖尿病HbA1c血糖コントロールの数値です。青が北陸病院の指標、赤が参加施設の全国平均となっています。  
    データを取りまとめ、データを有効に活用することで、より良い医療を提供できるよう取り組んでいきたいと考えます。

  • 褥瘡発生率
  • 褥瘡発生率
    尿道留置カテーテル使用率
    症候性尿路感染症発生率
    転倒転落発生率
    糖尿病HbA1c血糖コントロール

    褥瘡発生率は入院時に褥瘡(床ずれ)のなかった患者さんが入院中に真皮までの損傷(皮膚にごく浅いくぼみが見られる状態)が発生された割合をさします。褥瘡(床ずれ)を発生させないために、リスクが高いと判断された場合は褥瘡委員会のメンバーが評価し状態に合わせたケアを行っています。その月の在院患者の0.1%未満がほとんどであり、実際の人数に換算するとおよそ1~3名の差異となるため、当院の褥瘡発生率は全国平均と比較して大きく外れていないと思います。  
    尿路感染症は医療関連感染の約40%を占め、そのうち66~86%が尿道カテーテルなどの挿入が原因といわれています。腎盂腎炎、敗血症など重症な感染症を引き起こす場合もあります。当院の尿道留置カテーテルの使用率は全体的に低く、尿路感染症の発生率は感染防止の取り組みの成果が表れているといえます。万が一、尿路感染症が発生した場合は現場を把握し適宜指導を行うなど発生率を抑える活動を行っています。
    入院中の転倒・転落の発生率は通常100分率の「%」で表示されますが、それよりも小さい「‰(パーミタール、1,000分の1)」で表示されています。低い月もありますが、高い月もあり、高齢者が多いことが要因となっています。入院中の転倒・転落などで本来の治療以外の治療のために入院期間が長引くことのないよう、病棟内での取り組みなどを医療安全推進担当者会議や看護部主任会議で検討し、再発防止に努めています。
    糖尿病の血糖コントロールは外来患者さんのHbA1c(過去1~2ヶ月の血糖状態を把握できる数値)の血糖コントロール目標の割合を示しています。合併症の進展予防のためにはHbA1cが7未満であることが推奨されています。このグラフは糖尿病のお薬を服用(またはインスリン注射)している患者さんのHbA1cの値が7未満の割合を示していますので、割合が高いほど治療が良好といえます。当院は概ね全国平均と同等となりました。血糖のコントロールが悪いと合併症のリスクが高くなりますので、糖尿病療養士によるフットケア外来や看護師、管理栄養士による透析予防の指導、栄養食事指導のほか、教育入院など、予防治療も行っています。